公開履歴
ニューロン

てんかんという病気は、脳内にある神経細胞が異常に興奮状態となってしまったことにより、大小さまざまな発作が起きるという症状に特徴がみられます。
てんかんの治療にはテグレトールという治療薬が使用され、このテグレトールは定期的に服用する事でてんかんの治療へと繋がります。
てんかんには、全身にわたって長い時間発作が起きるものもあれば、発作があるかどうか気づかないようなレベルのものもあります。
また、難治性でほぼ一生にわたって病気の症状とつきあうことになるものがある反面、成人に達してしまえばしだいに発作の回数が少なくなって、やがて症状が消えてしまうようなものもあります。
このような多様性を踏まえた上で、てんかんという病気が遺伝するかどうかについてですが、少数の例外を除くと、多くの場合には、病気が遺伝するということはありません。
種類によっては、発作のおこりやすさ、おこりにくさといった因子が遺伝することもありますが、これは病気そのものが遺伝するというのではなく、病気として発現するためには、遺伝的な要素のほかにも、何らかの他の要素がからんでいるものなのです。
また、てんかんの種類としては、脳の異常がとくに認められないのに発作がおきる特発性のものと、幼少時に他の病気や事故で脳にダメージを受けるなど、原因がはっきりとしている症候性のものとがありますが、症候性の場合については、脳のダメージそのものが原因なのですから、当然ながら遺伝するようなものではありません
もしも遺伝について不安があるようであれば、たとえば一部の大学病院のようなところで遺伝カウンセリングを受け付けている事例がありますので、こうした制度を利用して、正しい知識を得ることによって、不安を解消するというのが一番です。

記事一覧
欠伸発作や乳児良性ミオクロニーなどの子供のてんかん 2020年06月01日

てんかんは、脳の神経細胞が過剰に放電することで起こる反復性の発作を中心とした疾患で、部分発作と全般発作があります。部分発作は、放電が起きる部位によって症状が異なり、手足の突っ張りやけいれんなど症状はさまざまです。主に小児期に発症することが多く、診断のためには発作の様子を詳しく知ることが不可欠です。た...

あらゆる年齢で発病するてんかんは脳神経細胞の異常 2020年04月15日

てんかんは、脳内の神経細胞の異常な電気的な興奮に伴って、意識障害や麻痺、けいれんなどが発作的に起こる慢性的な脳の病気です。てんかんを引き起こす異常な電気現象の原因はまだよく解明されていませんが、病的な電気的な興奮が脳の様々な場所に起こるため、症状も様々です。この興奮現象は、異常脳波として現れるので、...

熱性痙攣の分類とてんかんとの関係性とは 2020年03月01日

熱性痙攣とは、乳児に見られる発熱性のけいれんを指します。熱性痙攣の分類としては、発症が5分以下であり、発症に左右差がなく、意識の回復が早いものを単純熱性痙攣と分類し、この単純ではない場合の熱性痙攣を複雑熱性痙攣と分類します。またこの病気はあくまで痙攣であり、てんかんではありません。熱性痙攣は、突発性...

天才と自律神経発作とてんかんの関係 2020年01月29日

天才というのは生まれつき才能をもった人のことをいいますが、記憶力が高い、計算能力が高い、芸術的な能力が高いなど天才と呼ばれることがあります。このような天才と脳の関係はきちんと説明できないことがありますが過去に天才と呼ばれた人物にてんかんの症状があったとも言われています。てんかんは大脳の疾患であり脳内...

てんかんの薬物治療とその相談窓口 2019年12月26日

てんかんという病気は、平たくいえば、脳の異常興奮によって、手足の筋肉がみずからの意志とかかわりなく動くような発作がとつぜん起こったり、意識が飛んでしまうといった症状があらわれる病気です。てんかんといっても、原因や症状にはさまざまな種類があるため、外科手術や食事療法のような解決方法もありますが、一般に...

てんかんの電気的興奮によるけいれんと熱性けいれん 2019年11月25日

けいれんは自分の意志とは関係なく勝手に筋肉が収縮してしまう状態です。てんかんの場合のけいれんは脳の疾患であり、脳にある神経細胞に何らかの異常な電気的興奮が起こります。その電気的興奮は通常は制御されます。しかし制御することができずに意識を失ってしまったりけいれんなどの発作を起こしてしまいます。てんかん...

乳幼児に発症する乳児良性ミオクロニーてんかんの特徴 2019年10月24日

てんかんとは慢性の脳疾患です。反復性の発作を特徴とし、年齢や性別に関係なく発病します。てんかん発作には、突然意識を失う、手がピクピク動く、倒れて全身が痙攣するなどの症状があります。1000人に5~8人の患者がいると言われており、脳の神経細胞の一部が異常な電気活動を起こすことによって生じます。発作がお...

てんかんを持つ人の就職について 2019年10月05日

てんかんを持つ人であっても就職は可能です。但し、面接や就業前の担当者との面談等において自分がてんかんの持病がある事は必ず伝えておくべきです。てんかんを隠して就職する事も可能ですが、トラブルが発生した時に会社、同僚、取引先等多くの人々に迷惑をかける事になるので事前に報告しておいた方が安全です。報告をせ...

てんかんの発作がなくても薬の服用は続けるべき? 2019年09月16日

脳の病気もいろいろありますが、そのひとつにてんかんがあります。これは脳への障害があってその後てんかんという病気を発症してしまうことがあります。それは脳炎や脳梗塞、また脳へ影響のある低酸素状態が続く、頭の外傷などです。てんかんになった場合、症状としては突然意識を失ってしまい、体が硬直してしまうことがあ...