乳幼児に発症する乳児良性ミオクロニーてんかんの特徴

応急手当をする人

てんかんとは慢性の脳疾患です。
反復性の発作を特徴とし、年齢や性別に関係なく発病します。
てんかん発作には、突然意識を失う、手がピクピク動く、倒れて全身が痙攣するなどの症状があります。
1000人に5~8人の患者がいると言われており、脳の神経細胞の一部が異常な電気活動を起こすことによって生じます。
発作がおさまると、通常となんらかわりない状態に戻るのが特徴です。
乳児良性ミオクロニーてんかんは、幼児に起こるてんかん発作です。
持続時間が短く何度も繰り返すのが特徴で、両親や親戚にてんかんの症状を持っている人間がいる場合高い可能性で発病します。
筋肉が収縮して元の状態に戻らず、その後脱力する脱力発作や、筋肉が収縮後さらに硬くなるミオクロニー強直発作があります。
乳児良性ミオクロニーてんかんは生後6ヶ月から3年位の間に発症し、発作は意識を保った状態での一瞬の動きなので、乳児特有の反射的な動きと区別が付きにくことがありますが、ミオクロニー発作の場合は、症状が連続的に起こります。
入浴や発熱で発作が誘発されることがあり、脳を刺激する光の点滅や閃光が発作の要因になることがあるので注意が必要です。
乳児良性ミオクロニーてんかんは、薬を使って比較的簡単にコントロールすることが可能です。
予後も良好で、運動障害や知的障害が起こることもほとんどありません。
脳が未発達な乳幼児においては、日常的に体の一部がピクついたり、腕がビクンと動いたりする動きがあっても生理的なものがほとんどで異常ではありません。
瞼が動く、口の周りや頬がびくっと動く、寝入りばなに体が一瞬ビクッとするなどの症状はてんかんとは違うことがほとんどですが、一日に何度も起こる場合は医師に相談すると安心です。